いずもの結び

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お見合いの基本 男性編

こんにちは。
銀座結婚相談所いずもの結び 代表カウンセラーの平山です。

日に日に暖かくなってきましたね。
この季節のデートはテラスカフェなどでゆっくりまったり過ごすのもオススメです。
昨日も週末のデートに向けた作戦会議を電話で行い、いくつか女性が喜ぶデートスポットをご提案しました。

さて、本日は男性に向けたお見合いの基本マナーをお伝えいたします。

結婚相談所での婚活ですと、生涯のパートナーになるかもしれない女性と初めてお会いする場が「お見合い」です。

お見合いは基本的に1時間〜1時間半で終了です。
その短い時間の中で、皆様がやらねばならないことは「感じがいい人」と思ってもらうことです。

もちろんお相手は、あなたとのフィーリングや会話の楽しさも見ていますが、それよりも最低限のことが出来ていないとそのお見合いはまず失敗に終わるでしょう。

では何を女性は見ているのでしょうか。

それはあなたがスマートな気配りができるか、常識的か、そして頼もしい人かどうか。この3点がお見合いをグッと成功に導くチェックポイントです。
この3点に気をつけながら、お見合いのマナーを確認していきましょう。
 
 
 
 
○待ち合わせ

お見合いは待ち合わせの段階から始まっています。お見合いが成立すると、相談所の仲人同士が日時場所等を調整します。
遅刻はご法度です。最低限10分前には待ち合わせ場所に着くようにしていてください。
万が一遅刻してしまった場合は、速やかに謝罪してください。(下手な言い訳や、遅刻の正当化はマイナスになります。しっかり素直に誠心誠意謝りましょう)

そしてお相手を見つけたら、あなたからお声がけしてください。
「すみません、○○さんですか?」そしてお相手を確認したら、軽い自己紹介に入ります。
「初めまして、○○です。今日はわざわざありがとうございます。」

おどおどせず、爽やかにお願いします。あなたも緊張しているのと同じくお相手も緊張しています。
ここでおどおどせずリードすることで頼もしさを演出してくださいね。
 
 
 
 
○ラウンジや喫茶店にて

ラウンジに移動したら自然に女性をエスコートしてください。
基本は奥の席にお通しします。ソファ席があれば女性をソファ席に。
夏場になり、冷房の風が直に当たる席であれば「ここは風が当たるので、よかったらこちらの席にどうぞ。」なんてかっこいい一言を添えてスマートにエスコートしてください。

そして席に着いたら、「何にされますか?」と一言添えてメニューをお相手に向けてお渡しします。
男性が何にしようか悩む姿を見せると、女性は男性に優柔不断な人という印象を持たれます。
悩んでしまいそうな方は決めていかれるか、コーヒーか紅茶が無難です。

お相手が決まった様子であれば、「何にしますか?」と伺ってからウエイターを呼びます。(決して急かさぬように様子を伺いながら)

ウエイターに自分の注文とお相手の注文を両方オーダーします。
ここでの注意ポイントは「店員さんへ横柄な態度は絶対に取らないでください。」
女性は第三者への態度というものを非常によく見ています。
そして店員さんへの横柄な態度を、結婚後の自分への態度にトレースし即お断りまっしぐらです。

特に40・50代の男性が、20代と見られる店員さんに接する時であっても、必ず敬語でオーダーするようにしましょう。
ここの態度での交際お断りはよく聞くお断り理由の一つです。
お見合い相手以外にも丁寧に接してくださいね。

オーダーが終わったら会話に移ります。
「改めて○○と申します。今日はお時間いただきありがとうございます。」と、お礼を伝えましょう。
 
 
 
 
○お見合いでのNG会話

お見合いにはNGの会話があるのをご存知ですか?

一つずつ確認してください。

・なぜ自分にお見合いを申し込んでくれたのか
・どこの相談所に所属しているか
・どのくらいお見合いをしているか
・どのくらい婚活しているのか
・これまでのお見合いや交際の話題
・元嫁、昔の交際相手の話題
・元嫁の悪口
・仕事の愚痴
・結婚は特に急いでないんですけど、いい人がいれば〜
・下の名前・連絡先等の個人情報

まず、お見合いの申込は特に興味がなくても「まぁ、会ってみようかな。」くらいの軽い気持ちで申し込むことも多々あります。
(それほどお見合いではとりあえず会ってみるのスタンスが大切ですから)
それなのに理由を聞かれても答えづらいですよね。

そしてお互いの所属相談室についての話題や婚活事情についての話題はタブーとなっていますので気をつけましょう。
同じくご自身の婚活事情もタブーです。

またよく聞くのが、お見合い中に昔の配偶者の悪口を延々と聞かされる事案。
男性はなぜ離婚をしたのか、詳しく話しているつもりかもしれませんが、初対面の方からの愚痴なんて聞きたい女性はまずいません。
元配偶者の愚痴、仕事の愚痴しかり、ネガティブな話題は封印しましょう。

結婚は特に急いでないと言ってしまう男性がいますが、結婚相談所で活動している方々は早期の結婚を目指して頑張って活動している方が多いです。
結婚を急いでいない発言は失礼に当たりますし、せっかくお見合いにきたのにあなたが結婚を真剣に考えていないのか。という印象を与えてしまいますので要注意です。

以上のことに注意してお見合いに臨んでください。
 
 
 
○お見合い終了

お見合いは1時間で終了するのが基本です。長くても1時間半くらいには「そろそろ・・・」と自然に切り上げましょう。
逆にお相手が写真と違ったり、会話が盛り上がらなかったとしても、早々に切り上げるのは失礼に当たります。
しっかりと、一つ一つのお見合いに向き合いましょう。
 
 
 
○お会計

お見合いでのお会計は原則男性がお支払いするのがルールです。
時代錯誤と思われる方も多いかもしれませんが、ここは頑張ってスマートなお会計を目指しましょう。

お見合い中に、伝票が来たらすぐに自分の手元に引き寄せてください。
女性の近くに伝票があるままだと、お会計の際に女性が気にされます。

「今日はありがとうございました。」とお礼を言った後、女性が身の回りの準備をしている時に「外で待っていますのでゆっくりいらしてください。」と一言かけ先に出てさりげなくお会計を済ませるのもスマートですね。

またお見合い終了の10分ほど前に「ちょっとお手洗いに失礼します。」と言って去り、お会計を済ませて戻ってくるのもスマートです。

女性が「お会計、どうしよう。」と気にする間を与えないのが、ご馳走する際のポイントです。
女性にはお会計する姿を見せないのが一番です。

もし女性が「私もお支払いします。」と仰ったら、「いえいえ、楽しかったのでご馳走させてください。」と爽やかにお断りしましょう。
 
 
 
○帰り際

駅まで一緒にいかれる方がいらっしゃいますが、ラウンジでさようならするのが良いでしょう。

「今日は楽しかったです。またお会いできると嬉しいです。ありがとうございます。」と最後にまたお礼を一言伝えましょう。

さあ、婚活中の男性は上記ポイントを読んで次のお見合いにトライしてください。

良い週末をお過ごしください。それでは、また明日。